みんなの音_2.1

 ワンマンツアー”みんなのおと”さいたま、水戸公演ありがとうございました。こんなに悠長にブログ書けるのも今の内かな……? だからブログ書きます。疲れているけど文章を書くと多少リラックスできるので。WordPressが若干使いにくくなってるのが難点ですが……。

 二公演共に素敵なライブでした。ツアーが始まって三、四本目で、大体そういう何本目って雰囲気があるんだけど、もうすでに一〇本くらいやってる感じの雰囲気です。どういう感じか伝わるかな? 一体感とかそういう言葉で形容される空気感がすでにあります。このままこの空気感を連れてどんどん雪だるま式に大きくしていきたい。ツアー終わった後もね。

 以前からユナイトのお客さんは静かだねと言われることが多くて(これはユナイトのファンからも言われる)それに対してどういう気持ちでいればいいかわからなかった時期があった。昔は悔しいなとか、なんでなんだろうとか思ってたけど時が経つにつれて、そりゃそうだよなとか、声大きいと良いのか? とか、声出したいライブじゃないんだろうなとか、そういう程度の感想しか持てなくなっていた。ていうのは多分、そういう部分がライブの本質じゃないんじゃないかって心の何処かで思い始めたからだと思う。
 けど、実際に自分がライブをしていて悔しいときは、伝わってないなって思うときが多かったし、そういうときには”楽しかった”って言葉が歯がゆかったりした。違う、こんなんじゃないって、思うことがよくあった。そうしてだんだんと求めない形になっていった(と思う)。それと同時期に、”熱いライブ”をしている自分がだんだん演じてるだけに思えて、そこから距離を取りたかったのもある(と思う)。
 多分それが進んでいって声出しても出さなくても一緒な、どちらかというと静かな雰囲気ってのが作られていったのかもしれない。でもまあおれ一人でそんな影響力ないと思うけど……。どちらにしても静かなことの原因はわからないし、本当に静かだったのかも今となってはわからない。

 けど今、一歩進んで(戻って?)改めてみんなに、それからメンバーに求めてみようと思ってる。このタイミングでこのツアーが来たからっていうそれだけの理由。きっと良いものに、良い糧にしたい。

 声があると、正直によかったと思える。感情が反射されるとよかったと思える。
 昔は信じてて、もう信じられなくなった宝物みたいなものが、たくさんある。
 伝えるから、求めたら求めた分返ってくることに、まだ少し懐疑的なおれを粉々にしてほしい。