誕生日のお話

 01.31下北沢GARDENに来ていただいたみなさまありがとうございました。誕生日ライブが終わり、力尽きブログもメンメも怠って怠惰な生活をしていました。

 会場BGMです。何かのライブでAphex Twinを流したらすごく怖くなってしまった経験を活かして楽しそうなのを選びました。今このプレイリストを聞きながらブログも書いてます。

 セットリストは私が考えました。基本的に私の作詞曲が多めだけど、”いつもの流れじゃないもの”というのを考えて作りました。最後の三曲が自分的にいい感じでした。そして毎回だけど各メンバーの曲を最初に一曲ずつ入れてます。
 私の曲で『ステアーズ ステアーズ』と『回想』が入ってないですが、歌詞の内容が今の自分と全然違うので自分では選べませんでした。誰かに選ばれたらやります。何れ歌詞を変えたりしたら選ぶかも。曲としてはすごく気に入ってます。

 この日は軍服でした。衣装さんが張り切って勲章を沢山つけてくれました。偉そう。

 結さんから誕生日プレゼントとしてダメ人間Tシャツ(非アルルカングッズ)をいただきました。どうでもいいけど、この写真の私、顔がまるまるとしてますね。

 とりあえず暁の髪の真似しときました。このTシャツどうすればいいんやろ……。笑

 ハクさんからはリコーダーをいただきました。久々に吹きました。結構下手でした。笑
 他にもメンバーからスタッフからローディからプレゼント沢山いただきました。こんなにもらっていいんでしょうか。本当にありがとうございます。

 多分ドラムソロのときかな。緊張してます。自分で作った曲のくせに拍子が複雑で頭フル回転でした。『月の在処』披露できてよかったです。そういえばこの『月の在処』というタイトルはあの場で自然に思いついて口に出してました。月をイメージしてはいたけど、本当はあの瞬間までタイトル無かったです。
 曲中に、私が影響を受けた楽曲からのオマージュ取り入れました。Yesの『Siberian Khatru』(特に7:00〜くらいの有名な部分)、Dream Theaterの『Hell’s Kitchen』などがそうです。いつかまたどこかで披露する機会があったらしますね。音源化は今のところ予定ないです。

 寝てません。

  珍しくペットボトルを投げる。ストローだけどっか行った気がします。

 お手紙たくさんいただきました。読みました。ありがとう。

 この日は珍しく緊張してたんですけど、終始緊張が溶けることはなかったです。ずっと張り詰めてました。終演後にFC用に動画撮ったんですがそれもずっと緊張してモゴモゴしてました。笑
 こんなに緊張することって本当にないんですけど、どうしてこんなに緊張するんだろうって自分でも不思議でした。多分前までは、自分の置かれてる状況とかを解ってるつもりで全然解ってなかったからそんなに緊張とかしなかったんだなあと、本番前くらいにおぼろげに思ってました。
 1月31日は自分にとっては割と何でもない日で、まあ少しめでたいかなくらいの感じだったんだけど、それを特別な日だと思ってくれてる人の存在のことを、実感として味わうことができなかっただけなんですね。もしくはできるだけの余裕がなかった。
 どうしてかというと、単純に自分に自信がなかったからなのかなとも思います。『こんな自分のことを……』とどっかで思ってたし、今も多少は思ってるけどそれが強かった。だからみんなも大してそんなに期待してないだろうし、大げさに楽しみにもしてないだろうって本気で思ってました。自己肯定力が低かったんです。この気持ち解ってくれるかなあ?

 ただ段々まわりが見えるようになって本気でユナイトが支えだって人の存在も確認できるようになって、濃淡の差はあれ、それぞれがそれぞれに必要な分、ユナイトに、俺に接してくれてるってことが理解できてきた。そういう意味では本当に目が見えてなくて申し訳なかったなと思います。

 だからね、みんなの期待が理解できるようになってから、この日にすごくプレッシャーを感じてた。悪い意味とかじゃなく単純に。『星屑と形』とか今読み返すとそうだなって思うけど、みんなの失望が怖すぎてそれなら期待されないほうがいい! ってなりかけてた。
 でもあの頃と違うのは、『でもそれをやるだけの俺だ』って言えた、言えることかな。ドラムソロとか以前なら絶対しなかったし。笑

 ここまで来るまでに何かきっかけとかがあったわけじゃなくて、本当に一段ずつここまできました。気付けばここ。って感じ。すごく時間がかかってしまったけど。

 自分がフィーチャーされた、ある意味プロデュース日だったから自分で背負ったつもりになってたけど、いつものライブだとこのプレッシャーも気持ち的には五分割されるから楽だな。笑 メンバーに助けられてるんだなって実感できた日でもありました。いつもありがとう。メンバー。

 もちろん君にも。
 ありがとうございました!

Live Photo by MASANORI FUJIKAWA
https://www.masanorifujikawa.com