7周年ワンマンを設計していく上で最初にタイトルについてすごく悩んだ。結果的に『HELLO』にしようということになったけれど、これも紆余曲折あった。
バンドというものは”色々”ある。どのバンドにも平等にその”色々”は訪れるし、僕らを焦らせる。丁度去年はそれが重なっていた。色々あったのだ。だからといってバンドを人質みたいに、君たちを煽るつもりはない。むしろ7年もやっていて今更レベルなことが去年沢山起きた程度の話だ。個人的にはそう思っている。
そういったよくある話がユナイトにも起きて、空中分解しかけた(或いはした)僕達は、長い時間の中で沢山の決断をした。その決断のうちの一つが、まだ続けてみることだった。そして去年の終盤らへんから分解から再構築へ向けて各々が意識をしはじめた。当然のことだけど再構築には時間がかかる。正直に言ってまだ完全には戻っては無いと思う。もっと好意的に言えば、ユナイトはまだまだこんなものではない。
その再構築中のさなかにワンマンタイトルを決めなければならなかった。最初は漠然と、そしてだんだんとこのワンマンにスタートの意味を持たせたいなと感じていた。もっとバンドが固まった未来に向けて、各々が走り出す準備をしていたから。
産まれたという意味で『Good Morning』とか、わかりやすく『おはよう』とかも考えたりした。けど『RESTART』というのにはしたくなかった。少し身勝手な感じがしたし、それに生まれ変わるならともかく、そういうつもりでもなかった。これからを想像していく中で、あくまでユナイトに元々あった要素を解りやすくしたかったし、それを知ってほしかった。そういった気持の中でもっとカジュアルなものでいい言葉を探していた。もっと気軽に使えて日常に入り込んでいるような。
だから『HELLO』はぴったりだった。もう一度挨拶からはじめよう。僕らを知ってる人へも知らない人へも、誰にでも平等な言葉。
HELLOみんな。ユナイト、かっこいいよ。
周年一緒に演奏したドラムセット。上から。
前から。
リズム隊として、ハクさんを見えやすくしたいってのもあったし楽曲に対応するためにこういう形に。リズム隊が褒められることが多くなってきて、そうならもっと考えて極めようと今年は思います。今年って8年目ね。
元々ドラムには自信あったけど、ハクさんの上達がすごすぎて最近は更にいいコンビだと思います。
テカテカしてる。この日の演奏は上出来でした。
ユナイトの曲は直接的なすごさは伝わりづらいかもしれないけど、とても難しいのでそれを感じ取れる人はすごいと思います。この日演奏した曲だと『PiNKY_she_SWeAR』とか難しいです。ドラムやってる人はやってみてください。
新曲の『-ハロミュジック-』も細やかですね。けどノリさえあれば出来ると思います。
未来は僕が作る。
ここからすごいよ。
次の日の握手会ですごく聞かれたけど、黒髪にちゃんと戻す気あるよ。黒髪勢が呪いかけてきそうなんで早くしないと……。
Live Photo by 西槇太一
http://taichinishimaki.com